子供乗せ電動自転車の乗り方のポイントやメンテナンスの注意点

子供乗せ電動自転車は、子育て家庭の強い味方です。

我が家でもパナソニックの電動自転車『ギュットクルーム R EX(20インチ)』が大活躍しています。

日々の保育園送迎や買い物が快適になる一方で、使い方やメンテナンスには注意が必要です。

この記事では、安全に乗るためのポイントと、長く使うためのメンテナンス方法を紹介します。

子供乗せ電動自転車に特有なポイントだけでなく、電動自転車全般で重要なポイントについても解説していきます。

自分も販売店の方に伺うまで知らなかったことや、見落としやすいポイントもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

子供乗せ電動自転車に特有のポイント

まずは子供乗せ電動自転車に特有のポイントについてです。

「一人乗りの自転車には乗ったことがあるが子供を乗せるのは初めて」という方には特に注意していただきたい点をまとめました。

子供が自分で座席に乗ろうとするときに転倒しやすい

大人がちょっとでも目を離すと、子供が自分で自転車の座席に乗ろうとしてしまうことがあります。

スタンドが立っていても、車体が不安定になり転倒してしまう事故がとても多いそうです。

必ず子供の乗り降りは大人が付き添うようにしましょう。

子供を乗せるとふらつくのでサドルは上げ過ぎない

電動自転車はとても重いので、サドルの高さが高すぎるとバランスが取りづらくなります。

特に子供を乗せた状態ではふらつきやすくなるので、両足が地面にしっかり届く高さが理想です。

安全第一で調整しましょう。

タイヤが硬くても1ヶ月に1回は空気を入れる

子供乗せ電動自転車のように重い車体のタイヤは丈夫な分、空気圧の減少に気づきにくいです。

空気が足りないと走行効率が悪くなり、パンクのリスクも高まります。

月に一度は空気圧を確認する習慣をつけましょう。

電動自転車全般で重要なポイント

次に電動自転車全般で重要なポイントについてです。

「一般的な自転車には乗ったことがあるが電動自転車は初めて」という方には特に注意していただきたい点をまとめました。

バッテリー残量が20〜30%くらいになったら充電する

残量が多いうちに充電を繰り返すと、バッテリーの寿命が縮まってしまいます。

理想はバッテリー残量が20〜30%前後になったタイミングで充電すること。

10%以下だと走行中に電池切れになってしまうリスクも出てくるので注意しましょう。

100キロに1回はチェーンに給油する

電動自転車のチェーンは通常より負荷が高いため、定期的な給油が必要です。

走行距離が100キロを超えたら、一度チェーンの状態を確認しましょう。

自分で給油するのが難しそうであれば、販売店などでお願いするのも良いでしょう。

常に高出力のギアやモードにすると車体に負担がかかる

ギアやモードは状況に応じて使い分けるのがベストです。

常に高出力で走ると、モーターや駆動系に負荷がかかりやすくなります。

坂道や重い荷物時のみの使用がおすすめです。

車体よりもバッテリーの盗難が増えている

車体は基本的に防犯登録がされているため、より転売のしやすいバッテリーのみを狙った盗難が増加しているようです。

以下のようにバッテリーロックに特化した鍵も販売されているので、電動自転車を駐輪する際はバッテリーにも鍵をかけるのが安心です。

以下の記事で紹介している方法であれば、バッテリーの鍵を使ってヘルメットも同時にロックすることができますので、ぜひ試してみてくださいね。

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メーカー補償は適用条件が厳しめ

故障時に補償を受けるためには、メーカーが指定する点検や整備の記録が必要です。

条件を満たしていないと、修理費が自己負担になることも。

購入時に補償内容をしっかり確認しましょう。

おわりに

子供乗せ電動自転車は便利な反面、使い方を間違えると危険も伴います。

安全な運転と定期的なメンテナンスで、長く快適に使い続けましょう。

家族の安心と笑顔のために、日頃から気をつけていきたいですね。